中国株式投資について

前回お話していたアジア株投資の中からまずは中国株式について説明させていただきます。

中国には香港・上海・深センの3つの市場があります。

香港市場には、東証に例えると一部市場のメインボード(主板)/時価総額527.9兆円とマザーズに相当するGEM(Growth Enterprise Market)/時価総額2.4兆円で構成され、取引通貨は香港ドル、市場参加者はグローバルということで外国人でも売買可能です。 最近では2016年半ばまでは上海総合と同じように動いていましたが、最近の企業業績好転見通が香港株高につながっているようで、かなり上昇しています。

上海市場にはA株(取引通貨・人民元/市場参加者・基本的に中国人/時価総額517.9兆円)とB株(取引通貨・米ドル/市場参加者・外国人も可/時価総額0.2兆円)共に主にオールドエコノミー企業。

深セン市場にはA株(取引通貨・人民元/市場参加者・基本的に中国人/時価総額367.2兆円)とB株(取引通貨・香港ドル/市場参加者・外国人も可/時価総額1.4兆円)の主にIT関連など新興ハイテク企業の比重が高いものと、創業ボード(取引通貨・人民元/市場参加者・基本的に中国人/時価総額32.9兆円)こちらはバイオ、IT関連など新興成長企業が含まれています。

以前は、香港株は中国本土の投資家は売買不可、上海・深センA株は香港の投資家は売買不可であったものが、相互取引が始まったことにより香港を通じて外国人にも上海・深センの株が売買できるようになりました。

詳細な取引条件に関しましては証券会社にお問い合わせいただくことにして、為替的にも2015年には1人民元=20円が現在16.7円前後なので、株価に為替も乗っかってくれるとおいしい話だと思います。

中でも杭州海康威視数字技術(ハイクビジョン)深センA株はビデオ監視機器メーカーで、私も手掛けたいと思う銘柄です。

なぜなら今から機械が”目”を持つ時代ですから、この企業がセンサ技術を持つ企業をマージしたらすごいことになるのではないかと思うからです。

パーフェクトストームになるかどうかの状況をみて、判断しようと思ってます。

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